ショヘビバ FACTORY

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知ってるだけでお洒落なインテリアになる色選びの方法(カラーコーディネート)

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カラーコーディネート

知ってるだけでお洒落な部屋になる色の選び方

今回はインテリアのカラーコーディネートについてです。

僕はインテリアの専門家とかではないんですけど、もう10年以上前からインテリアが好きで自分なりに部屋をあれこれいじってきたんですが、ちょっとインテリアについてもっと知りたいと思って勉強してみたので、まだ勉強の途中なんですが、学んだ事を勉強ログみたいな形で記事にしていけたらなと思います。

 

前提として、「インテリア」とは、くつろいだり、家事をしたり、今の時代だと仕事をしたりと、

「生活」をしやすくしたり、質を高めたりして、整える事で心身ともに健康な「日常」を過ごすためにも必要なものだと思っていて、生活することに楽しみや癒やしなどを与えるものだと捉えています。

ですから、見た目がおしゃれだからといって、生活のしやすさを犠牲にしたり、好きな色のアイテムをを好きなだけ買い集めたインテリアだと ”居心地のいい「インテリア」” という考え方から遠ざかってしまうと思います。

これでは、本末転倒ですよね。

自分のライフスタイルに合っていて、居心地がよく、疲れが取れて、モチベーションも高められるようなインテリア作りが理想だと思います。

居心地がいい部屋だと穏やかに生活でき、気持ちに余裕ができて、モチベーションも高まると思います。

家で過ごすことの多くなった今こそ、身の回りの物を整えるいい機会だと思います。

身の回りの環境を整えることで、自分の生活も変わり、それによって自分自身もいい方向に変わると思います。

例えば、お気に入りのデスクにお気に入りのパソコンと言う自分の中で最高のデスク環境が整うと、PCで何か作業をしたくなりますよね。

こうやって、何か行動を起こすきっかけがあれば、そのスキルが将来的に何かにつながったり、可能性が広がりますよね。

その可能性を生み出すきっかけが、身の回りの環境(ここでは住環境=インテリア)だとすれば、これは整える以外選択肢はないですよね。

話が大きくなりましたが、

「生活をする場所=将来の自分を作っていく場所」ということを頭に入れておきたいです。

そのためにも、今回はカラーコーディネートという視点から居心地のいい部屋づくりのためのコツをシェアしていきます。

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インテリアカラーコーディネートの考え方

カラーには、その色自体が持つ特徴があります。

明るさ(明るい⇔暗い)彩度(鮮やか⇔落ち着いた色味)色相(赤、青、黄、緑、等それぞれの色のこと)

色には、それぞれ特徴があり、その特徴によって人が受ける印象や、色によって気持ちにさえ影響を与えることだってあります。

色が与える影響をすこし頭に入れて、その中で最もくつろげたりお洒落と感じるカラーコーディーネートをしていかなければなりません。

とは言っても、難しく考える必要はなく、まずは部分部分で使うべき色や配色組み合わせパターンの考え方にはある程度「型」のようなものが既に用意されていて、テンプレートのように使う事ができます

その「型」とは?

「ベースカラー」「メインカラー」「アクセントカラー」

という色に関する3つの事柄があります。

 

ベースカラー・メインカラー・アクセントカラーの意味と黄金比

インテリアを構成するカラーを分類すると、

①→床、壁、天井、など 見えている面積が大きな部分の色。

②→机、ソファ、棚、ベッド など 家の中に置く存在感のある家具の色。

③→雑貨、小物類のこまごまとした物の色

というふうに分けることができます。

なぜこのような感じで分けるかというと、インテリアのカラーコーディーネートをする上で

「インテリアを構成するカラーを このくくりで分類するとうまく配色できる」

というふうに誰かが導き出してくれた考え方だと思うので、この考え方を使っていくのがいいと思います。

詳しくみていきますね。

①の床、壁、天井等の色を   「ベースカラー

②のソファ、机等の家具の色を 「メインカラー」

③の小物類の色を       「アクセントカラー」

というふうに分類します。

そして、(ここ重要)部屋全体の色の面積を100とすると

ベースカラー 70 : メインカラー 25 : アクセントカラー 5

という割合で配色するのが最もバランスが良くおしゃれになりやすい黄金比率とされています。

では、ベースカラー・メインカラー・アクセントカラーの意味と配色黄金比率についてはおわかりいただけたかと思います。

では、それぞれ実際にはどんな色を選べばいいの?ということになりますよね。

ここから詳しく見ていきます。

 

ベースカラーとは?選び方は?

ベースカラーは部屋の中の70%を占める色なので、色としての主張が少ない色がいいですよね。

例としては、白、薄ベージュ、ライトグレー等、基本的に明るく薄めで主張の少ない色です。

また、このベースカラーというものは先ほど言いましたように、壁、床、天井といった部分の色ですので、賃貸物件などでは気軽に変更することはできないですよね。

最近では、壁紙を貼っても退居するときに元通りに戻せるタイプの壁紙がありますが、そういった物を利用する場合でも、基本的には白、薄ベージュ、ライトグレー、といった色を選ぶようにしましょう。

壁紙にブラックやダークブラウン等暗めの色を使ってもいいですが、この場合部屋が暗く感じたり、狭く感じたり、開放感がなくなったりします。

同様に鮮やかな色、原色の赤、黄、青とかにしてしまうと、色の主張が強くなり、色がうるさい落ち着かない部屋になってしまいます。

こういった色を壁に取り入れたいならば、4方向にある壁の1面だけを変更する程度にしておき、

色は淡い色、くすんだ色を選ぶと落ち着きが出て違和感なくインテリアに取り入れやすいと思います。

メインカラーとは?選び方は?

メインカラーは部屋の印象を左右するカラーだと思います。

例えば、ブルー系だと涼しげな印象、赤・オレンジ系だと温かい印象を与えます。

ベースカラーが主張が少なく存在感の薄い色を選ぶべきだったのに対し、メインカラーは少し主張があってもいいです。

しかし、強めの色を選ぶと、その後のバランスのとり方が、少し難しくはなりますので、

ここでも、ある程度色の主張が控えめなも色を選ぶといいでしょう。

おすすめの色はブラウン系、黒、グレー、深めの緑、ネイビー等です。

メインカラーにアースカラーを持ってくるのも個人的にはおすすめです。

アースカラーとは、地球の自然にある色のことを指していて、青や緑、ブラウン、ベージュといったカラーです。自然にある色なので他の色よりも馴染みがあり違和感なく取り入れられる色です。

また、淡いブルー・淡いピンク、くすんだグリーンやくすんだピンクなど、色味のあるものは淡い系か

くすみ系カラーを選んだほうがいいと思います。

理由はベースカラーのときと同様で比較的面積が広い部分の色ですので、与える印象が大きいので、できるだけ刺激の強くない色(=主張の少ない色)を使うことがくつろぎや癒やしにつながるからです。

イメージとしては、主張の少ないベースカラーの空間をキャンバスに例えると、

そこに ’メインとなる絵’ を描くかのように ’家具を置く’ 事によって全体の大部分の印象を作っていくというイメージですかね。(個人的なイメージです)

アクセントカラーとは?選び方は?

アクセントカラーは、メインカラーに選んだ色と相性の良い色の中でアクセントとなる色を使うといいでしょう。

アクセントカラーは主張強め、強めの色(色の明るさ・鮮やかさ)でちょうどよい程度の物を選びましょう。

これを部屋全体の色面積の5%の割合で配置しましょう。

ポイントとしては、ひとつのアイテムでどんっ!と5%埋めるより、複数個のアイテムを部屋に散りばめて配置してバランスを撮るほうがセンスが良く感じられます。

また、もしたくさんの色を使いたいとしたら、一つ一つのアイテムは小さくしつつ、くすんだ色味や淡い系のカラーで統一するとまとまりが出てごちゃつきにくくなると思います。(参考までに。)

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部屋全体で合計3色

ベースカラーや、メインカラー、アクセントカラーはそれぞれ一つずつ選んで、合計3色、部屋全体で3色しか使われていないというのが理論的には理想です。

ベースカラーにはベーシュ色と白色とライトグレー色、メインカラーブラウン色と深緑色と・・・という風におすすめのカラーを並べましたが「ベースカラーはベージュを使う!」とか「メインカラーはブラウンを使う!」など、ベース・メイン・アクセント で使うカラーはそれぞれ一つずつ決めてください。

合計で部屋全体で3色、という意味です。

で、この3色を組み合わせの相性がいい色でセレクトしてインテリアに当てはめていくイメージですかね。

とはいえ、厳密にこのルールを守らなくていいと思います。

とりあえず主張強めの色のアイテムは極力増やさないようにして、増やすとしてもサイズ大きめのアイテムは買わないようにするということがまずお洒落ルームへの第一歩ですかね。

あまり難しく考えずそういう考え方もあるんだと言う程度で理解していただいて、

インテリアのカラーコーディネートを考えるときの判断基準になれば幸いです。

以上のことを頭の片隅に覚えておくだけで、あなたのインテリアは完成していくと思います。

まとめ

今回はインテリアのカラーコーディネートを行うための道標となるような考え方を、僕の考察も交えながらご説明しました。

ここまで読んでいただいてありがとうございます。